キャラの個性が光る!「熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls」に学ぶ!【PS4】
開発 :WayForward Technologies Inc.
発売 :アークシステムワークス株式会社
機種 :Nintendo Switch/ PlayStation®4/XBOX One/Steam
ジャンル:アクションゲーム
発売日 :2019年9月5日
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『熱血硬派くにおくん』をシャンティなどで有名なアメリカのWay forwardが手掛けた作品。主人公も「くにお」や「りき」ではなく、「みさこ」と「きょうこ」が抜擢されている。
また『熱血硬派くにおくん外伝』とあるが、どう見てもアメリカンな町並みやキャラクターのデザインから、過去作との整合性など気にせず、まったくの別作品と考えたほうが、ぜったい楽しめる作品😆
- 個性が嬉しいメニューデザイン!
- 独特なストーリー演出は必見!
- 2人プレイの復活システムが良い!
- 攻略しやすさ重視?ボス体力表示
- アイテムにもう少し説明が欲しい
- 日本語ボイスが欲しくなる
- 過去作の踏襲も考えもの
- 文化の違いに躓いた
- 裏ボスの設計が面白い!(※ネタバレ注意)
- というわけで
個性が嬉しいメニューデザイン!
キャラクターの性能はもちろん、ゲーム中のデザインにもキャラクターらしさを出そうとしている点が良い!こういうの地味にコスト上がるんだよね😩
キャラクター名の表示は、操作キャラクターにとどまらず、ボスの名前も個別にデザインが用意されているぞ!
プレイ中のメニューは、スマホがモチーフになっているのだが、こちらも大きくデザインが変わっていて楽しい!「ミサコ」は画面にヒビまで入っているのは面白い😏
独特なストーリー演出は必見!
一部イベントシーンコミック調の演出を行っているのだが、各コマに動きがついていたり、進行に合わせてセリフが表示されていたりと、結構凝った作りになっている。
マンガ原作のゲームでこういったイベントシーンを入れれると面白い雰囲気になりそうで良いよね😁
2人プレイの復活システムが良い!
2人プレイの時は、魂が昇天するような演出が発生する。この時、もう1人が仲間に対してダウン追撃を行うと、魂が体に戻っていき、復活させる事が出来る。
最近の協力プレイのゲームでは良く見るようなシステムなのだが、ベルトスクロールで取り入れているのは初めて見た。
叩いて起こす行為は、雰囲気にも馴染んでいるし、既存の動きを使い回すことで、作業コストも抑えられる。よく考えられた良い仕様だと思う👍
攻略しやすさ重視?ボス体力表示
今作は、画面下に体力ゲージを表示するだけではく、ボスの攻撃パターンの変化も分かるようにデザインされていると思われる。
例えば「ミスズ」の場合、枠の分割部分まで体力を削ると、キャラクターを吹き飛ばす攻撃を行った後、ヒップドロップを行うようにるといった感じだ。
この表示のおかげで、ボスの反撃タイミングや、行動の変化タイミングが分かりやすく攻略しやすくなっていた。
ただ、ここまで明確にすると若干の作業感が出てしまう点がやや気になる🤔
アイテムにもう少し説明が欲しい
今作は様々な食べ物が登場し、そのほとんどが体力を回復する機能を持っている。しかし、実はそれ以外の機能も持っていた(テキストの説明には無い何故だ!?)。
「サンデー」を食べた直後のSPゲージの上をよく見ると「+1SP」という効果が出ている。つまり、SPの基礎ステータスをアップする効果があるようだ(画像をまとめていて初めて気がついた💦)。いくつか検証したところ、他のアイテムにも効果があった。
せっかくの要素なのに、気づけないなんてもったいないので、この点はチュートリアルで補足して欲しかった😱
日本語ボイスが欲しくなる
会話だけのイベントシーンでは、あまり気にならないのだけど、上記のようにバトル中に発生する会話イベントは、字幕を目で追う事が難しく、せっかくの会話もほとんど読むことが出来なかった。
予算などの都合もあったと思うが、日本語ボイスがあれば、こういった場面での会話も聞き漏らす事が無く、よりキャラクターに思い入れが出来たのにと残念でならない😩
過去作の踏襲も考えもの
個人的にこのゲームでストレスを感じるポイント1位。
通常攻撃と同じボタンにマップ移動や、調べる、アイテムを掴むなどの機能が統合されてしまっているため、マップ端で戦うと移動してしまうなど、意図しない動作が起こりやすいのは辛い。。。
くにおくんシリーズという事で、過去作の操作を踏襲したのかもしれないが、この点については、別のボタンに割り振るか、操作変更を出来るようにするべきだったと思う🤔
>>追記
2020年5月14日(木)のアップデートで、エリア移動とNPCに話しかける際の操作が長押しに変更されました。該当部分のテンポはやや悪くなった印象はあるものの、以前のストレスに比べたら、かなり良くなったと思います👍
文化の違いに躓いた
個人的にこのゲームでストレスを感じるポイント2位。
PlayStationの海外製のゲームは文化の違いから、「×が決定」「○がキャンセル」という構成になっている事が多く、本作も例外では無い。
それを変更できると良かったのだが、今作にはキーコンフィグが無く、自分で変更は出来ない。
海外製のゲームに慣れているプレイヤーには、どうという事はないかもしれないが、慣れていない自分にとっては、何度も操作ミスをしてしまい辛かった😥
>>追記
2020年5月14日(木)のアップデートで、「○が決定」「×がキャンセル」に修正されました。開発者の方に感謝!👍
裏ボスの設計が面白い!(※ネタバレ注意)
今作は、ゲーム中特定の条件を満たすことで裏ボスの「ハセベ」と「マミ」と戦うことが出来る。そして、ラスボスや裏ボスのお約束でもある第2形態と呼べるものも、もちろん実装されているのだが、この第2形態とのバトルがかなり良かった。
「ハセベ」が倒れたのを見た「マミ」がKOFの庵のような暴走演出が発生、再びバトルとなる。しかし、何度「マミ」に攻撃を行っても体力を削ることが出来ない。。。
そこで、やっと上に飛んでいる魂を攻撃すれば良いのではないかという考えに至り、撃破する事に成功した!
ボスの設計としては、すごく珍しいという訳では無いと思う。今作が良かったのは、第2形態移行時の「ハセベ」側の演出が、2人プレイで仲間が倒された演出と酷似しているため、プレイヤーに倒したとミスリードさせやすくなっている点にある。ダメージを与えられた時は「なるほど!😆」と思わずニヤついた。
というわけで
「熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls」に学んだポイントのご紹介でした。
最後までお読み頂きありがとう御座いました。
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